美容皮膚科・皮膚科
クレド岡山

Treatment

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ピコレーザー:エンライトン

2017年より、当院ではピコレーザー:エンライトンによる治療を開始しました。エンライトンは米国キュテラ社が開発したピコレーザーです。ピコレーザーは、従来のQスイッチレーザーがナノ秒単位でレーザーを発振していたのに対し、さらに短時間(ピコ秒)での照射が可能になっています。この違いが、実際の治療において幾つかの利点を生み出しました。

まず、ピコレーザーの登場により、入れ墨(タトゥ)除去の治療成績が従来より向上しました。国内の報告においては、シミやアザ治療における治療後の色素沈着や赤みが、Qスイッチレーザーより軽減する傾向を認めています。当院ではピコレーザーをQスイッチレーザーの後継機種として、診察時にご案内していきます。

治療に際して

Qスイッチレーザー同様、治療後にかさぶたが生じる治療と、かさぶたが生じない低出力トーニング治療が可能です。治療後の経過は、Qスイッチレーザーとそれほど大きく変わりません。当院ではかさぶた治療時にテーピングを必須としておりませんが(翌日からメイク可能)、かさぶた脱落に7~10日前後を要します。

主な治療対象

  • 他の治療に抵抗する、平坦なしみ(日光黒子)やそばかす
  • 小型で平坦なほくろ
  • 慢性的な光老化による色素沈着や肝斑、炎症後色素沈着
  • 口唇メラノーシス(唇に生じた色素斑)
  • 真皮メラノサイトーシス(太田母斑の遅発性両側タイプ)
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