美容皮膚科・皮膚科
クレド岡山

Treatment

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にきび痕の治療

不幸にしてにきびの炎症が毛穴や周囲の組織を破壊した場合に生じるのがにきび痕(陥凹性瘢痕)です。 にきび痕はにきびが沈静化した後も皮膚に傷痕として残る為、長年にわたる悩みとなる事もしばしばです。 治療の基本的な考え方は、概ね以下になります。

  • 凹んだ部分を真皮から持ち上げ、周囲と可能な限り同じ高さに回復させたり、角ばった瘢痕であれば滑らかにする事により、にきび痕を不明瞭化させる。
  • 瘢痕組織そのものを収縮させ、可能な限り周囲から正常組織への置き換えを促し、にきび痕の組織を"修復"する。

皮膚の浅い部分の治療を行う場合、軽度の瘢痕であれば、皮膚を傷つけない光線療法(IPL)で改善する事もあります。中等度以上の瘢痕であれば、皮膚に微細な傷をつける治療法(フラクショナル)や、面状に削るアブレージョン治療などが選択肢になります。前者の場合、当院ではピコフラクショナルレーザーやフラクショナル炭酸ガスレーザーを用いています。後者は炭酸ガスレーザーを用いた湿潤療法になります。

皮膚の深い部分の治療は、レーザー光線が到達出来ない為、別の治療法を用います。当院では多血小板血漿療法(PRP)を長らく用いており、その成果を学会報告しました。

治療費

フラクショナル炭酸ガスレーザーを用いたにきび痕・傷痕(線状白色瘢痕)の修正

2センチ四方 10,000円(税込11,000円)
3×5センチ四方(鼻相当) 15,000円(税込16,500円)
  • 2センチ四方は、眉間や口上の瘢痕等が目安となります。
  • 広範囲の場合は、ピコフラクショナル治療に準じてお見積もりします。
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