小型で平坦なほくろや、日焼けによる平坦なしみ(日光黒子)に対するレーザー治療は保険外治療ですが、真皮メラノサイトーシス(太田母斑など)・茶褐色のあざ(扁平母斑など)・外傷によるアスファルトや砂利、鉛筆の色素等の埋没(外傷性色素沈着)は保険治療が認められています。
治療は、お一人毎のダウンタイムに対する考え方や照射後のダメージ(赤みや色素沈着)を考慮して、概ね3~6ヶ月毎に計画します。
真皮メラノサイトーシスや外傷性色素沈着は、肉眼的に不明瞭になるケースが多いですが、茶褐色のあざは再発し易いタイプもあります。後者に関しましてはテスト照射を行い、再発性の判定を行った上で本治療を行う事をご提案しています。
保険のルール上、真皮メラノサイトーシスや外傷性色素沈着は合計5回まで、茶褐色のあざは合計2回までが治療回数として認められています。