傷痕の美容皮膚治療は、主に色調と質感の治療に大別されます。色調に関しましては、長期に残存している、難治性の色素沈着を主な対象に、ピコレーザーやルビーレーザーを用いた治療を行なっています。質感に関しましては、外傷や手術によって顔面に生じた、幅の細い白色瘢痕を主な対象に、フラクショナル炭酸ガスレーザーを用いた修正治療を行なっています。
どちらの治療も、複数回(3~5回、もしくはそれ以上)の処置を必要としますし、大部分が保険適応外となります。完全に消失しないケースもありますので、十分な説明を経てから治療を受けて頂いております。
注)首より下(顔面以外)の傷痕レーザー治療は、原則として色素沈着のご相談のみ承っております。