ボトックス
日本では内科領域で眼瞼痙攣や痙性斜頸といった筋肉神経疾患に使用されているボツリヌストキシン療法ですが、世界的にこれ以外の使用法として、顔面の表情じわの治療として幅広く応用されています。
レーザーで改善しにくい部位のしわ治療として速効性があり、満足度とリピート率の高い治療の1つです。
顔面では眉間の縦じわと、目尻の"からすの足跡"と呼ばれる外側に向かって走るしわに特に有効です。
眉間の縦じわは頻繁に筋肉を動かす事によって深く刻まれていきます。眉間の深いしわはやはり顔の印象を"きつく"見せる一因と思いますので、治療の相性が合えば継続的な予防治療になります。
目尻のしわはレーザーでも十分改善出来るのですが、速効性をとにかく望まれるのならボトックスが適応です。
額の横皺も適応はありますが、副作用(頭重感、表情の違和感、眉のつり上がりや下垂)が眉間や目尻に比べ問題になり易いので、特に初回時には相性を確認してもらっています。
ボトックスのしわ治療としての効果は大変高いのですが、相性もありますので、きめ細かいカウンセリングで治療の可否を決定します。
ボトックスはしわ治療以外にも腋の多汗症や咬筋肥大(“えら"の突出)にも効果的です。手術以外の治療として最も高い効果が期待出来ます。
【治療に際して】
- ボトックスは買い取り制ではなく、その都度料金内で使用可能な量を加減しながら治療を行います。治療にはアラガン社製のBOTOXのみを使用します。
- ヒアルロン酸より頻度は少ないですが、稀に内出血を生じる場合があります。
- 治療部位毎に起こり得る副作用に関しては、診察時にお話しします。
- 効果はしわの治療であればおよそ4-6ヶ月です。腋の多汗症はおよそ6ヶ月が効果の目安です。