男性型脱毛症は男性ホルモンの体質的な影響で、20歳前後から徐々に頭頂部や前額部の脱毛や軟毛化が進行していく疾患です。予防手段が確立していない為、進行を抑制するには積極的治療が必要となります。
治療は5%ミノキシジル外用や、脱毛に関与する男性ホルモンの働きを抑制する内服薬を用いています。進行が著しい方や、薬物療法抵抗例には植毛術が専門施設で行われています。
近年は再生医療の進歩により、多血小板血漿(PRP)や脂肪幹細胞を用いたAGA治療が行われるようになりました。当院でも適応があれば、PRP療法をご提案しています。